こんにちは✋廣瀬です。みなさん日々順調ですか?
年末もホント近づいてきましたね。昨日12月27日(水)が私の2023年営業最終日でした。今回が年内最後の記事となりますので、リテールメディアの総括をしたいと思います。
それではいきましょう。
リテールメディア元年!
どうやら2023年は日本でのリテールメディア元年といわれそうです。なぜなら、各所でリテールメディアというキーワードが認知され、たくさんのイベントでリテールメディア関連の特集、イベントが組まれ、今までにない盛り上がり?が見えたからです。
検索的にもみていきましょう (Google Trends参照)。
キーワード「リテールメディア」「Retail media」の検索推移です。
対象はすべての国です。
期間は過去5年間(執筆時12/25より)
ウェブ検索
KW: Retail media が今年に入って伸びています。ブルーのラインは日本語なので、当然ほとんどの検索は日本人だと考えられます。
少し見づらいので、対象を日本だけに絞って見てみます。
どうでしょう?明らかに今年に入ってKW: リテールメディア の検索数が上がってますね。数値的にも2023年はリテールメディア元年といっても過言ではなさそうです。
Google Trendsではもう少し面白いデータもみれるので少し紹介しますね。
下記は見ての通り、対象が日本でKW: リテールメディア の結果に関連するキーワードを表しています。検索数に応じた「人気」と最近の検索トレンドに応じた「注目」と選べるのですが、「注目」が面白いです。「アドインテ」さん「リテールガイド」「リテールメディアとは」「リテールとは」が急激に増加しています。
世界をみてみましょう。
地図上の濃い色が検索数が多いところですが=Retail mediaは発達しているところと見てもいいかもしれません。米国、欧州、オーストラリアが濃いですね。ついでカナダ、ロシア、北欧、メキシコ、南米はブラジル、アルゼンチン、インド、すこーし日本という感じです。面白いですね。
そしてこちらも注目キーワードを見ていきます。
reteil media network
criteo
criteo retail media
retail media platform (とその複数形)
リテールメディアネットワーク (RMN)が台頭している雰囲気があります。そしてリテールにフォーカスしたアドテクベンダーのCriteoさん。
これはアドテクベンダーに所属している私的にも興味があります。営業頑張っているのでしょうか。
最後のリテールメディアプラットフォーム。これは定義的な話ですが、まさにCriteoさんなど(私が所属している会社も含む)アドテクベンダーが小売業者とパートナーシップを組んで実現するリテールメディアネットワークを指します。自前で内製するか広告システムのインフラ部分を外注するかという違いですね。
Criteo関連、リテールメディアプラットフォームというキーワードが上昇しているということはそれなりに、アドテクベンダーの出る幕も下地ができてきたとこれをみて受け取りました。
検索関連からざっと見てきましたがいかがでしたでしょうか。
〆まとめ
本当は、年末なので2023年にあったリテールメディアTOP10!をやりたかったんですが、この領域に入って3ヶ月弱なのでまだインプットばかりでお役に立てそうもなかったですw
でも、個人的には下記をTOP5 (10でませんでした) をあげておきます。
筆者(私)がリテールメディア業界に飛び込んだ!
どうやら私が飛び込んだ今年2023年がリテールメディア元年になりそうだ!
DIGIDAY BRAND LEADERS 2023 で登壇して、たくさんの小売業者の方々と挨拶できた!
リテールメディアの解説本が少なくとも2つ出た!
・小売り広告の新市場 リテールメディア
・リテールメディア概論本メディア Retail Media Online (RMO) を始められた!
来年の今頃は、リテールメディア誌として胸を張ってTOP10をやりたいと思います!
そのためには、継続が大切ですね。
🖊編集後記
今年は例年になく変化があった年でした、仕事面では米国のアドテク企業のカントリーマネージャーを4年程務めさせていただいて、リテールメディア領域を含む新規ビジネス開拓というプレイヤーになる決断をしました(同じ会社です)。背景や理由はここでは長くなるので触れませんが、人生、決断の連続です!
2024年を日本のリテールメディアを中心とした飛躍の年にしたいです(辰年ですしね!)
みなさん良いお年を!ありがとう!