プロダクトリスティング(スポンサードリスティング)広告について考える(新規ジャンルチャンレンジ編)
スポンサードリスティング広告は非常に広告効果が高く収益性も高い為、広告主/ブランドだけでなく小売業者にも支持される強力な広告商品です。しかし、導入、運用するにはハードルがあります。
こんにちは✋廣瀬です。日々順調ですか?
前回、RMNの花形広告、スポンサードリスティング広告について書いたんですが、また長くなってしまい前々回をスポンサードリスティング広告概要編としました。前回はスポンサードリスティング広告を検討していないであろう企業に対しての、新規ジャンル編、そして今回は新規ジャンルチャレンジ編です。
📣この記事でわかること
新規ジャンルには課題がいっぱい
それでもなんかやれそう、と思った方は廣瀬までお気軽にご連絡ください
それでは本編スタートです。
新規ジャンルには課題がいっぱい
前回、スポンサードリスティング広告を導入検討もしたこともない、コミックアプリを例に取り、導入の可能性を考えてみました。
今回はその続きです。
実際話を進めてみようとすると、そう単純にいかないことがわかります。
検索数:コミックアプリのUI
コミックアプリをご利用の方はご存知だと思いますが、検索窓は確かにありますが導線はカテゴリを絞っていく形をとっているアプリがほとんどなんですよね。多分数年かけてこの形に落ち着いたのかと推察します。
検索窓を使うユーザーは、読みたいマンガを決め打ちでタイトルを打ち込むケースが殆どらしく、検索数自体が思った以上に少なかったです。
このため、スポンサードリスティング広告で収益の柱を立てるためには、検索窓を主役にした導線が必要になり、思い切ったUIの変更など検討しなくてはならなそうです。
広告主のリクルーティング:出版社への営業
コミックアプリとしてスポンサードリスティングを通して広告出稿をするメリットを伝え、理解、予算を設定して貰う必要があります。
運用リソース:コミックアプリ, 出版社双方に必要
スポンサードリスティング広告ビジネスを立ち上げる場合、コミックアプリ側は広告枠の設置はもちろん、広告主である出版社に対して管理画面を提供し、広告入札のサポート、管理が必要になります。
一方、出版社側はコミックアプリから提供された管理画面を通して、プロモーションしたいマンガに対して広告入札をしなければなりません。
大手であれば、ソーシャル広告、Google/Yahoo!広告などを運用するチームがあるかもしれませんが、そうでない場合は新規広告担当者をアサインしてもらい、その人に対して広告入札を管理画面を通して入札してもらう必要があります。
時間:コミックアプリ, 出版社双方
コミックアプリ側:スポンサードリスティングだけで広告ビジネスをするのはかなり時間がかかりそうです。
まず、社内でのスポンサードリスティングの実施の決定
出版社への営業、調整
社内リソースのアサイン
出版社側:そもそもコミックアプリへのスポンサードリスティングを通した広告パフォーマンスを検証したいでしょう
そのうえで、コミックアプリのスポンサードリスティング広告ビジネスに参入するのか決定
運用担当者のアサイン
ファーストパーティデータがない
スポンサードリスティング広告にはファーストパーティデータは直接的には必要ないのですが、もし広告ビジネスを収益の柱としていく場合、自社のファーストパーティデータを使ったオンサイト広告(オウンドメディアへのスポンサードリスティング以外の広告出稿)やオフサイト広告(例えばCTV/OTT)への配信まで絡めた方がスケールも話もしやすくなります。
軽く、複数のコミックアプリ事業者様と話しただけでもこれだけの課題がありました。これを突破してなお、広告ビジネスをスポンサードリスティングを導入するメリットがあるのか。
この問いに対する答えとなるような座組を作らないと前には進めないです。
それでもなんかやれそう、と思った方は廣瀬までお気軽にご連絡ください
〆まとめ
今回はチャレンジばかりを列挙しましたが、コミックアプリに限らず、当たり前のものばかりです。プロダクトがハマるところを探すというのもひとつなのですが、新しいマーケットを作るという意味ではこのようなトライも続けていきたいです。
🖊編集後記
今日オフィスワークなのですが、オフィスのトイレ問題ありませんか?
当社はオフィスビルでなくて家を借りて業務しているので、そのせいもあってトイレの音漏れなどがあります。女性側は音姫をつけてます。
それはいいのですが問題は男子トイレです。最近はお店でもよくお願いされてますが、どうしてもアンモニア臭が出てしまうので、何度か座ってしよう!という話をしているのですが、どうも難しいです。
私は家でも座ってする派なので特に抵抗はないのですが、人によっては難しいようです(わたしの父もそうです)。引続き定期的に話をしつつも、トイレ用ファブリーズ(マウンテンエアー)を購入して、山小屋の便座に座った気になっております。
それではまた次回。
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